調べ物をする時、おおざっぱに情報を収集するにはインターネットはとても便利だった・・・(過去形)。検索結果が操作されていたり、広告費に応じて上位にリストアップされてみたりするのも気をつけなければならないが、昨今のアフィリエイトサイトの増殖は目に余るものがある。
アフィリエイト業者とアルバイトらが、専門家や経験者が書いた元記事を書き換えたり組み合わせたりして、テキトウに新しいページを作り続けていることが一つの大きな原因。そういった模倣アフィリエイトサイトの方が圧倒的に数が多いため、最近は検索しても容易には元記事にたどり着かなくなってきた。病気について調べても、患者さんや医療関係者・学者の記事にたどり着かず、まとめサイトと称するアフィリエイトサイトばかりが検索結果上位に来てしまう。もともとネットは紙媒体に比べて校正と推敲が甘いものが多いが、コピペと手直しで増殖したサイトの内容は一層不正確で無責任になっている。
ネットの良さの一つは、専門家や経験者が直接的かつ即時的に情報をアップし、それを時間と場所を問わずにアクセスできることにあったと思う。それは、現場と現場がつながることができるということ。アフィリエイトサイトの癌様増殖のせいで、生の現場とつながりづらくなってしまっては、ネットの魅力は半減である。
大手サイトでも、フラッシュ広告やバナー広告があふれ、本文が埋もれているものもある始末である。広告を見ようと思わなくても、少しずつ意識と時間を奪われていることは間違いない。実社会で言えば、公共の道路の路面のすべてに広告が描かれているようなものである。気が散って運転に差し支えるだろう。
つくづく思う、
広告のない世界で暮らしたい。
パソコン通信や創成期のインターネットが懐かしくなってしまった。近い将来、広告モデルを否定する次世代のインターネットが生まれることにならざるを得ないのではないかと感じる。
by neko
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